静岡

主要政党 戦いへ意気込み きょう公示 

2016年6月22日

 参院選は二十二日公示され、五人が立候補を予定している静岡選挙区(改選数二)でも、選挙戦が始まる。アベノミクスの是非や、浜岡原発(御前崎市)の再稼働問題、安全保障関連法、憲法改正などが争点となる。主要政党の県内組織は二十一日、選挙戦に向け、談話を発表した。(参議院の勢力順)

◆経済の好循環加速

 <塩谷立自民党県連会長> デフレ脱却を確実なものとするため、消費税率10%への引き上げ延期という「新しい判断」をした。アベノミクスの成果を地方に広げ、経済の好循環を加速し一億総活躍社会を実現することで、日本全体の成長力を底上げしていく。自民党はこの参院選で信を問う。岩井茂樹氏のトップ当選を目指し、県連一丸となって戦っていく。

◆暮らしと憲法争点

 <榛葉賀津也民進党県連会長> 消費税の引き上げ延期は、アベノミクスの失敗を首相自らが認めたことにほかならない。争点は二つ。一つは経済と暮らし。格差社会にストップをかけ、国民の暮らしの底上げが最重要。成長と分配の両立が必要だ。もう一つは憲法の平和主義。国民不在の乱暴な与党の政治手法に警笛を鳴らす。平和主義の空洞化は許されない。

◆「景気回復」家計へ

 <大口善徳公明党県本部代表> 公明党は「希望が、ゆきわたる国へ」を掲げ、景気回復の実感を家計へ届ける仕組み、若者や女性の声を生かした一人ひとりが輝く働き方改革、福祉人材の確保、安心・安全な生活のための防災・減災対策を重点に訴えていく。小さな声を大事にするネットワーク政党、政治の安定の要である公明党への絶大なる支持をお願いしたい。

◆野党の協力が実現

 <山村糸子共産党県委員会委員長> 史上初めての野党の選挙協力が実現し、野党と市民が手を結べば安倍暴走政治を変えられるという希望が広がる中での選挙。貧困と格差、不安と閉塞(へいそく)感の中にいる県民に、安倍政治に代わるわが党の政策・提案を届け「比例選挙での日本共産党の躍進と鈴木千佳の当選に力を貸してほしい」と県内の隅々まで訴えていく。

◆不公平の是正に力

 <小池政就おおさか維新の会県総支部(しずおか維新の会)代表> バラマキと増税の連鎖による破綻を防ぎ、日本を再び成長軌道に乗せるのは維新の実行力しかない。政治家、官僚が身を切る改革を断行するからこそ教育や社会保障を充実させる改革へつながる。成功体験に縛られた与党、それに反対するだけの無責任な野党連合とは一線を画し、官民の不公平、世代間の不公平の是正に尽力する。

◆生活の悪化を防ぐ

 <橋本勝六社民党県連合代表> 参院選の争点は「憲法改正の是非」と「格差社会の解消」である。安倍首相は参議院で与党などで三分の二の議席を獲得すれば「自民党の選挙公約に書いてある」として憲法九条を変え、名実ともに戦争のできる国にする。アベノミクスで物価だけが上がり、格差が拡大し国民生活は悪化している。「安倍政治の暴走ストップ」を訴える。

主な政党の公約

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