静岡

公示前「お願い」 県内奔走

2016年6月5日

 二十二日公示、七月十日投開票の参院選の選挙戦が事実上スタートし、最初の週末を迎えた四日、静岡選挙区(改選数二)の主な立候補予定者三人は、県内各地で自らの政策を訴え、あいさつ回りに精を出した。

 自民現職の岩井茂樹さん(48)は県西部で党関係の集会などに出席した。午前中は浜松市北区で開かれた党第七選挙区支部の大会に顔を出し、午後は磐田市竜洋地区の支援者や企業を回った。

 夕方は浜松市南区で開かれた、衆議院議員の塩谷立県連会長の国政報告会であいさつした。天竜川をさかのぼるモーターボートのエンジンにアベノミクスを例え「一生懸命エンジンを吹かして上流に向かっているが、岸から見ると動いていないように見える。効果が出ているのに流れが激しすぎて目に見えにくい」と説明した。「次の会合があるので」と、十分ほどで退席し、菊川市に向かった。五日も党関係の集会を複数掛け持ちする。

 民進新人の平山佐知子さん(45)は午前、御前崎市で「ひらやま佐知子と語る会」と題した集会に、参議院議員の榛葉賀津也県連会長とともに出席。支援者ら百人に「一人の声は小さいかもしれないが、二人、三人と集まれば力になる。私は声を上げていきたい」と訴えた。

 立候補するかの決断では「一度は話を断った」と明かした。聴衆から「消費税増税延期は大丈夫か」と質問が出ると、「増税は今は厳しいと思う。でもなぜ二年半か。選挙対策ではないか」と疑問を口にした。

 一人一人と握手し、記念撮影にも快く応じて見送った後、午後は御前崎、菊川市の街頭での遊説へ。五日は川根本町や島田、藤枝市の街頭を回り幅広い層に浸透を図る。

 共産新人の鈴木千佳さん(45)は、小学校の運動会で長女(7つ)を応援した後、遊説に励んだ。買い物時の夕方に合わせて静岡市内のスーパーマーケットと公園の計二カ所を回り、主婦層を中心に主張を訴えた。

 「曇り空だから、明るい雰囲気にしたい」と鮮やかなピンクのジャケットを羽織って演説。通りがかった市民と握手を交わしたり、通りがかった車に手を振ったりしてアピールした。

 同市駿河区の小鹿公園では、安倍晋三首相が一機百億円のオスプレイを十四機購入しようとしていると主張。「一機分で保育所が百カ所造れる。軍事費ではなく、福祉や暮らしに税金を使う政治に変えていきましょう」と訴えた。

 静岡選挙区にはこのほか諸派新人の江頭俊満さん(53)が立候補の意思を表明している。

 ◇静岡選挙区立候補予定者(改選数二)

岩井 茂樹 48 (元)経済産業政務官 自現<1>=公

平山佐知子 45 (元)キャスター   民新

鈴木 千佳 45 党県常任委員     共新

江頭 俊満 53 幸福実現党員     諸新

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