愛知

減税新人、ダブル公認へ 参院選、おおさか維新と

2016年5月23日

 夏の参院選愛知選挙区(改選数四)で、地域政党・減税日本は二十二日、擁立する新人の奥田香代さん(51)を、おおさか維新の会との両党公認として選挙戦に臨む方針を決めた。維新との連携強化の一環で、この地域の維新支持票を呼び込みやすくする考えだ。

 減税日本によると、一人の候補を複数政党が公認するのは異例。「公認」は公選法上の規定ではなく、政党が支援形態として「推薦」や「支持」などと同様に判断する。奥田さんの立候補の届け出は、減税日本所属になるという。代表を務める河村たかし名古屋市長が二十三日にも、松井一郎代表(大阪府知事)に伝える。

 河村市長と松井知事は参院選での連携に向けて会談を重ね、松井知事側が奥田さんのダブル公認のほか、互いに組織の顧問に就任する案などを協議していた。

 維新側はけん引役だった橋下徹・前大阪市長の政界引退後、かつてほどの勢いはなく、今回の参院選での渡辺喜美・旧みんなの党代表を比例代表で擁立するほか、河村市長との共闘をアピールし、関西圏以外で存在力を示していく狙いがある。

 ただ、ダブル公認が実際選挙戦でどのようなメリットがあるのかは未知数だ。河村市長は「推薦よりも、かなり強い応援をいただけることになります」と述べた。

 (岩崎健太朗)

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