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地域間の利便性向上 伊南バイパス全線開通

全線開通の効果が表れている伊南バイパス=駒ケ根市、飯島町境で

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 昨年十一月に全線開通した国道153号伊南バイパス(総延長九・二キロ、暫定二車線)のうち、最後に開通した飯島町田切中央交差点−駒ケ根市辻沢交差点間(延長一・八キロ)の一日当たりの交通量は八千三百台に達し、並行する国道153号(現道)の交通量は開通前から六割減少していることが、国土交通省飯田国道事務所などのまとめで分かった。

 全線開通から一カ月後の田切中央交差点−辻沢交差点間の交通量を調査した結果、現道は開通前の一万二千二百台から四千九百台に減少。このうち大型車も千二百十台から四百六十台と六割減少した。

 バイパスと現道を合わせた全体の交通量は一万三千二百台で千台増。既に開通していたバイパス区間の交通量は全線開通後に駒ケ根市側が三割増、飯島町側が五割増となり、アクセスの向上によりバイパス全体の交通量も増加した。バイパス全体の通過所要時間は十六分で、現道全体の二十七分から四割短縮された。

 調査は全線開通一カ月後の昨年十二月十八日午前七時から二十四時間実施し、全線開通前の二〇一五年十一月十八日午前七時から二十四時間実施した調査結果と比較した。飯田国道事務所は全線開通の効果として「通過所要時間の短縮など、地域間の利便性が向上した」と分析した。

 伊南バイパスは一九九七年、現道の混雑緩和や安全確保を目的に事業化。二〇〇一年に着工後、一四年までに七・四キロが開通、残りが昨年十一月十七日に開通した。急カーブや急勾配の多い現道に比べ、ほぼ直線で起伏が少ない上、幅員も広くなったことから、事故防止や物流効率化などの効果も見込まれている。総事業費は四百十二億円。

 

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