トップ > 長野 > 2月10日の記事一覧 > 記事

ここから本文

長野

伊那から宇宙へ 「こうのとり」搭載、部品開発や現状紹介

「宇宙講演会」で熱心に語る伸和コントロールズの技術者ら=伊那市役所で

写真

 宇宙に夢、地元に誇りを持ってもらおうおうと、伊那市は九日、宇宙講演会を市役所で開いた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術者、国際宇宙ステーション(ISS)の無人補給機「こうのとり」7号機の小型回収カプセルに採用された電磁弁を開発した同市の伸和コントロールズ長野事業所の担当者が、宇宙開発の現状などを話した。

 講師は、JAXA有人技術部門HTV技術センター技術領域主幹の田辺宏太さんと、伸和コントロールズ開発生産本部開発部長代理でバルブ技術グループ責任者の松田幸士さん。

 こうのとり飛行管制チームを統括するフライトディレクターを4号機まで務めた田辺さんは、宇宙の基礎知識やISS、弁の果たした役割などを説明し「二〇二一年度に打ち上げを目指す新型補給機で『ミニこうのとり』のような自立型カプセルの導入構想がある。拠点から離れての実験、好きなタイミングでの回収も可能になる。カプセル改良は今後、必要な技術」と、伸和コントロールズによる技術開発の進展に期待した。

 松田さんは会社概要や、大気圏突入時に姿勢や速度を的確に制御した弁の開発苦労話を語った。会場には弁の実物も展示され、訪れた三百人が興味深そうに眺めていた。

 (阿部雅之)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索