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長野イラン映画の巨匠・ナデリ監督来たる 松本で17日
イラン映画の巨匠アミール・ナデリ監督の「山<モンテ>」(2016年)の上映会とトークショーが17日、松本市深志のまつもと市民芸術館で開かれる。主催する自主上映NPO法人「コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト」(山形村)の宮崎善文理事長(57)は「世界的な映画人の話が松本で聞ける機会は、めったにない」と、来場を呼びかける。 ナデリ監督は、一九四五年にイランのアバダン生まれ。写真家から七一年に映画監督デビュー。八〇年代に「駆ける少年」「水、風、砂」が仏ナント三大陸映画祭で最優秀作品賞を受賞し、イラン映画が海外で評価されるきっかけをつくった。 親日家で、九日から「山」が都内などで公開が始まったのを機に来日。松本に来るのは、セレクトが松本で一三年に開いた「駆ける少年」の上映会に、宮崎さんの友人の紹介で参加した縁から。 「山」の上映は十七日午後一時から。これに先だち、ナデリ監督に師事したイラン出身のナグメ・シルハン監督の「MAKI」(一七年)も午前十一時から上映する。一作品につき当日一般千八百円、大学・高校生千四百円。ナデリ監督のトークショーは上映後にあり、相手は「MAKI」のプロデューサーで、日本にイラン映画を広めた先駆者ショーレ・ゴルパリアンさん。 (問)コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト=0263(98)4928。現時点で、トークショーがあるのは東京と松本のみという。 (松本貴明) PR情報
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