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リンゴ害虫、83年ぶり確認 南信地域

リンゴのつぼみに寄生するリンゴツボミタマバエの幼虫=いずれも県病害虫防除所提供

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 県は五日、リンゴのつぼみを枯らす害虫「リンゴツボミタマバエ」の幼虫を南信地域のリンゴ畑数カ所で確認したと発表した。確認されたのは一九三五年以来、八十三年ぶりという。

 県病害虫防除所によると、県内以外で確認されたことがない害虫で、幼虫が寄生したつぼみは花弁が厚くなり、斑点が発生するなどして枯れる。このような症状が二〇一三年春ごろから南信地方のリンゴ畑で確認されていた。実際に幼虫が見つかり、昆虫学が専門の湯川淳一九州大名誉教授に依頼して調査し、今年十月にリンゴツボミタマバエと特定した。

 幼虫の体長は最大二・四ミリ。春先にかけてリンゴのつぼみに卵を産み付け二週間ほどでふ化する。二〜三割のつぼみが被害に遭ったリンゴ畑もあったという。

 県病害虫防除所の担当者は「形の良いリンゴの数が減る影響はあるが、幼虫が実に付くことはない」と話す。専用の農薬はなく、被害を確認したら、つぼみを摘み取るよう呼び掛けている。

 

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