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25億円でスバル落札 昨年墜落の県防災ヘリ後継機

県が防災ヘリとして購入する予定の「ベル412EPI型」

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 県は七日、昨年三月の墜落事故で失った消防防災ヘリを新たに調達する入札を行い、航空機事業も手掛ける自動車メーカー「スバル」が二十五億五百六十万円で落札した。事故機と同じ米ベル・ヘリコプター・テキストロン社製だが、エンジン出力が高い「ベル412EPI型」で、地表への異常接近などを警報で知らせる装置を新たに取り付ける。

 県は同社と仮契約を結んだ上で、今月下旬に開会する県議会定例会で関連議案を提出し、可決されれば、本契約に切り替える。納期は二〇二〇年十月を見込んでおり、数カ月の訓練を経て実際の救助に活用する方針。それまでは現行と同じように民間機を借りて活動する。

 墜落事故では操縦士と整備士、救助隊員計九人が死亡。運輸安全委員会が今年十月に公表した事故調査報告書では、水平飛行中に山肌が迫ってきても操縦士が回避操作を取らないまま墜落した経緯を指摘し、瞬間的に眠気に襲われた可能性を挙げた。

 後継機を巡っては、購入費用として約三十億円を盛り込んだ補正予算案が県議会六月定例会で可決されている。

 (我那覇圭)

 

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