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GPS着陸誘導装置の導入検討 松本空港

 国土交通省が、県営松本空港(松本市)に衛星利用測位システム(GPS)を使った着陸誘導システムの導入を検討している。手動で行っている着陸ルートへの進入が自動操縦化されることで、現在着陸できない気象条件でも着陸可能となり欠航率の低減が期待される。

 松本空港への着陸は現在、上空三〜四千メートルで空港から電波を受け、機体の向きや位置を微調整した上で着陸経路に進入する。視界不良の場合は、計器を頼りに手動で高度を下げていくため、飛行経路の精度に限界があり、高度百二十八メートルで視界が開けなければ着陸できない。

 空港から発射される電波に沿って自動操縦で飛ぶ計器着陸装置(ILS)もあるが、松本空港では電波が山岳に反射するため導入できなかった。導入が検討されているRNP−AR進入方式は、衛星からの電波を受けて自動操縦する。精度は高く、着陸を判断する高度をより下げられるため、現在着陸できない気象条件でも着陸できるようになるという。二〇一一年以降、国内三十空港で導入実績がある。松本空港は十月末、国交省の検討部会で導入を検討する候補の四空港に選ばれた。本年度中に正式に判断され、導入は早くて二〇年度の見込み。松本空港の欠航率は一七年度で2・9%、六十九便が欠航した。離島を除く地方空港の平均2・3%をやや上回った。 

 

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