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中川村が学習会検討 リニア工事「半の沢」埋め立て計画巡り

埋め立てが計画されている県道松川インター大鹿線半の沢橋周辺=中川村で

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 中川村で進むリニア中央新幹線関連の県道改良工事の一環として、県道沿いの谷筋「半の沢」をトンネル掘削残土で埋め立てるJR東海の計画について、宮下健彦村長は十一日、村または村リニア中央新幹線対策協議会として独自に専門家を招いた学習会を開き、村民が計画の是非などについて考える場を設ける意向を示した。

 この日の村議会定例会で桂川雅信議員(無所属)の質問に答えた。

 JRの計画は、県道松川インター大鹿線の半の沢橋の南北三百五十メートル、東西三百メートルを掘削残土で埋め立てて新たな道路を整備し、既存の半の沢橋を撤去する内容。埋め立てに必要な土量は五十五万立方メートルで、南アルプストンネルと県道改良で新設中のトンネル二本の掘削残土の活用が見込まれている。

 計画に対しては下流地域の住民などを中心に、埋め立てた場所で土砂崩落など災害の発生を懸念する声が上がっている。県は第三者の有識者らに計画の安全性などについて意見を聴く方針を示している。

 学習会の開催時期や具体的な中身について宮下村長は、今後、協議していくとした。一方で、村有地である半の沢を県道改良工事で埋め立てる方針については「村として確約した事実はない」と答弁。地権者として工事後も埋め立て地を管理する意志の有無を問われ、計画が県の管理する県道改良工事の一部であるとする前提を根拠に「村が管理するいわれはない」と明確に否定した。

 (長谷部正)

 

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