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大町にサントリー食品新工場 活性化に高まる期待

工場に併設する予定の北アルプスを眺めながら水を飲めるテラスのイメージ図=サントリー食品インターナショナル提供

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 飲料大手のサントリー食品インターナショナル(東京)が七日、大町市で二〇二〇年末に稼働させることを明らかにした、ミネラルウオーター「サントリー天然水」の新工場。市内のホテルで会見した小郷三朗社長は「良い商品は良い水から生まれる。信濃大町の水は、癖がなくすっきりとした飲み心地だ」と新水源の水質の良さをたたえた。

 建設予定地は同市常盤の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区の東側の林や農地。六十を超える全国の候補地から選んだ。工場を長期にわたり稼働させていくことを前提に、水の質や量などを総合的に評価した。北アルプスの知名度や豊富な湧き水の質の高さを生かし、ブランド力の向上につなげる狙いがある。

 一八年に計画する総生産量は約二十六億八千八百万本分。上半期では、前年の同じ期間と比べて9%も増えている。新工場でも、急増する需要に応じて、稼働後に生産量を増やすことを検討する。

新工場の建設計画を発表した小郷社長(中)と手を携える阿部知事(右)、牛越市長(左)=大町市内で

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 サントリー天然水の魅力を発信する施設も工場に併設。来場者が井戸からくみ上げた水に触れたり、北アを望むテラスで水を飲んだりできるようにする。

 地元にも、大手企業と手を結び、観光業など地域の活性化につなげたい思惑がある。県や市は、サントリーとともに水の魅力を全国に発信し、立山黒部アルペンルートなどの観光業などとも連携を図って地元の知名度を向上させたい考えだ。

 会見に同席した阿部守一県知事は「サントリーの生産拠点ができれば、県のブランド価値が高まる」、牛越徹市長も「市の水ブランド戦略が独り善がりで無く、普遍性を持つと認められた。観光誘客の拠点にもなればいい」と喜んだ。

 (林啓太)

 

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