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阿智でゲストハウス開業 クラウドファンディングで改修資金

いろいろな人の思いを受け止めて開業したゲストハウス「みんなのいえ」=阿智村駒場で

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 世代の枠を超えた人々の居場所づくりを目指し、インターネットのクラウドファンディングで改修資金を募ってきたゲストハウス「みんなのいえ」が、阿智村駒場で開業した。あちサポートネットワークによるこども食堂も月一回、開かれる予定。七〜九日に内覧会を開き、本格スタートする。

 ゲストハウスは、代表の芹沢恵美さん(44)が村役場近くに購入した二階建ての民家。クラウドファンディングで七十万円を調達し、床やトイレをバリアフリー化したほか、壁のペンキも塗り直した。宿泊部屋は女性専用と男女共有、個室がある。

 共有スペースは地域に開放し、高齢者や障害者、子ども、小さな子どもを連れた母親たちに使ってもらう考え。芹沢さんは「利用者同士や宿泊者が交流することで、地域の魅力を見直し、新たな世界観に触れ、自分の世界を広げる契機になれば」と話す。

 芹沢さんは子どもの発達障害や不登校に悩む中で、同じような悩みを抱える人が幾人もいることを知った。誰もが暮らしやすい地域づくりを目指すうちに、いろいろな立場の人が寄り合い、安心して過ごせる場所づくりの必要性を痛感した。

 開業に当たっては、地域住民が改修の一部を手伝ったほか、発達障害について一緒に学ぶ機会もあり、芹沢さんは人と人がつながるありがたみを再認識。地域コミュニティーの活発化や、目には見えない障害への理解につながる場所にもなればと願っている。

 (石川才子)

 

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