トップ > 長野 > 9月4日の記事一覧 > 記事

ここから本文

長野

かぶちゃん農園「われわれも情報ない」 ケフィア破産

 「ケフィア事業振興会」(東京都)の破産申し立てを受け三日、グループ会社の農産物加工販売「かぶちゃん農園」(飯田市川路)の鏑木武弥社長が本紙の取材に応じた。契約者への巨額の支払いを滞らせているケフィアの加工食品のオーナー制度について関係を否定した一方、ケフィアへの商品供給が売り上げの大半を占めていたことを明かした。

 鏑木氏は「かぶちゃん農園として、事業へ投資を募るなどの勧誘はしておらず、ケフィアの会員にも接触していない」と強調。ケフィアの社長は鏑木氏の父が務めているが、あくまで主要な取引先であると主張した。「二〇一一年一月に通販部門をケフィアに渡して以降、かぶちゃん農園は製造会社として干し柿などの発注があれば、提供していくということをやっていた」と説明。ケフィアへの商品の販売量については年々増え「売り上げのかなりの部分はあった」と述べた。

 今回のケフィアとその会員との間で起きている金銭トラブルは、ニュースで知ったといい、かぶちゃん農園の羽場健治常務取締役本部長も「われわれも情報を流してもらっておらず、ベールに包まれ分からない部分が多い。(出資金が)どういう使われ方をしていたかも分からない」と話した。

 また、鏑木氏が社長を務める、かぶちゃん農園やかぶちゃん信州乳業、かぶちゃんファームなどは事業を継続するとして「良い商品を作り続け、農園としては事業継続のために懸命に走る」と強調した。

     ◇    ◇

 破産手続き開始決定を受けたケフィアの関連会社「飯田水晶山温泉ランド」が運営するテーマパーク「伊那谷道中かぶちゃん村」(飯田市箱川)は三日、駐車場前に「営業一時休止」を知らせる看板が掲げられ、入場できなくなっていた。休止の理由は、施設の自主点検で天井などに不具合が確認され、全面的な調査のためとしている。

 同じく破産手続き開始決定を受けた、かぶちゃん農園内にある関連会社「かぶちゃんメガソーラー」(同市川路)には市職員や取引先の関係者が訪れ、社屋の写真を撮るなどしていた。

 (伊勢村優樹)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索