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美しい旋律、喜劇彩る OMF「ジャンニ・スキッキ」上演

遺産を取り戻そうと妙案を考える主人公のジャンニ・スキッキ役(右から4人目)=松本市深志のまつもと市民芸術館で

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 松本市で開催されている国際音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」(OMF)で一日、プッチーニの喜劇「ジャンニ・スキッキ」が同市深志のまつもと市民芸術館で上演され、約千五百人が鑑賞した。

 大富豪の遺族が、遺産を修道院に寄付するとの遺書を読み、遺産を手に入れようと知人のジャンニ・スキッキに知恵を借りるという内容で、プッチーニがつくった唯一の喜劇。

 本来は十三世紀のイタリア・フィレンツェが舞台だが、小澤総監督(83)と約四十年の交流がある米国の演出家デイビッド・ニースさんが脚色し、一九六〇年代の衣装や小道具などで独特の世界をつくり出した。

 音楽は、国内外の若手音楽家でつくる「小澤征爾音楽塾オーケストラ」が奏で、カナダ出身のデリック・イノウエさん(61)が指揮。美しく調和した旋律で劇をもり立てた。

 遺族の子ども役で同市旭の信州大付属松本小六年、藤井隆斗君(12)も出演。ジャンニを遺族のもとに呼ぶ場面ではイタリア語で「ここに来るよ」と語った。

 このオペラは先月二十九から二日間、に県内の中学一年生向けに「子どものためのオペラ」としても上演された。

 (松本貴明)

 

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