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史実、次代に語り継ぐ 水曲柳開拓団慰霊碑で法要

関係者が参列して営まれた慰霊碑の入魂式=飯田市の長源寺で

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 戦前〜戦中に飯田下伊那地方から旧満州に渡った「水曲柳開拓団」の慰霊碑が今春、飯田市箕瀬町の長源寺(早川英章住職)に移転し二十五日、慰霊法要が営まれた。戦後七十年以上を経て戦後組織の維持が課題となる中、市街地に移すことで慰霊碑を守り、史実をつなげる一助にする。

 水曲柳開拓団は飯伊地方からの開拓団では最大規模で、戦後の逃避行などで四百人以上が犠牲になった。帰国者たちは水曲柳会を組織し一九九四年、念願の慰霊碑を同市下久堅の個人墓地に建立したが、今後の維持管理や訪問の利便性のため、建立時から永代供養する長源寺に移転した。

 慰霊法要は入魂式や慰霊祭があり、県内外から元団員や親族ら約四十人が参列。沢柳忠司会長は「不戦の誓いを新たに、平和を祈念し続けることを誓う」とあいさつ。寺沢秀文事務局長は「慰霊碑を守り、二世、三世、四世へと歴史を語り継いでいきたい」と決意を述べた。

 (石川才子)

 

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