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黒沢口、規制解除を検討 御嶽山、9月に県など防災協

 長野、岐阜両県は二十四日、御嶽山火山防災協議会の合同幹事会を九月五日に岐阜県高山市で開き、火口周辺への立ち入りが規制されている御嶽山の黒沢口登山道(木曽町)の規制を解除するか話し合うと発表した。同登山道を管理する町は協議の結果を踏まえ、同二十七日前後に山頂まで登れるようにすることを目指している。

 山頂に続く登山道は両県にあるが、いずれも二〇一四年九月二十七日に死者、行方不明者計六十三人を出した噴火後、入山が規制され、現在は火口から半径一キロの立ち入りができない。

 協議会には関係自治体のほか、気象庁や国土交通省の職員ら約三十人が参加。長野県職員が、今月二十七〜二十八日に予定する規制区域内の登山道などの調査結果を説明し、解除に向けた課題を洗い出す。

 木曽町の原久仁男町長は二十四日、本紙の取材に「幹事会後に規制解除の日を決めたい」との考えを明らかにした。協議会に出席する有識者らから厳しい意見が出されれば、判断を先送りにする可能性もある。

 御嶽山では、気象庁が一七年八月、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。木曽町などは安全性を考慮し、立ち入り規制を続けてきた。

 解除が検討されているのは、御岳ロープウェイのある黒沢口だけ。来年の登山シーズン中の解除を目指している王滝口(王滝村)や岐阜県側の登山口は対象になっていない。

 (我那覇圭、近藤隆尚)

 

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