トップ > 長野 > 8月11日の記事一覧 > 記事

ここから本文

長野

浴衣猫「みいこ」人気だにゃ 木曽踊りに登場

木曽踊り会場で人気の猫「みいこ」=木曽町で

写真

 木曽町福島の中心部を会場に一〜十六日の日程で開かれている木曽踊り会場で、近くで写真館を経営する岡本敦史さん(58)が連日連れてくるペットの猫「みいこ」が、来場者の人気を集めている。輪踊りを背景に、みいこを撮影する観光客も目立っている。

 みいこは雌の十三歳。毎晩、浴衣を身に着け、会場にやってくる。三脚に設置した木の台座にちょこんと座っているのが日課だ。

 飼い主の岡本さんは、自身でみいこを写真撮影するほか、撮影希望者には「いいですよ」と快く応じる。みいこと並んで“自撮り”する観光客もいる。

 出合いは、みいこが生後間もない頃。町内の畑にポツンといたのを見つけた。目やにで目が開けられないなど体調が悪そうで、連れ帰った。専門家にみてもらったところ、生後一、二カ月で、捨てられた可能性が高いといい、育てることにした。

 四歳ぐらいの頃、撮影時だけはジッとしているよう、モデルの訓練を始めた。六、七歳でおとなしくしていられるようになり、県内各地の祭りや踊りに一緒に出掛けて、会場を背景にみいこの撮影をしている。作品は、インターネットの写真共有サイトにも載せている。

 岡本さんは「みいこの生きた証しを写真で残すのと、少しでも地域観光の役に立てればというのが、催しを訪ねる目的」と言う。

 若い頃、東京都内のカメラ店で勤め、家庭の事情で一九八六年に帰郷して家業を継いだ。かつて忙しい時期もあったが、近年はスタジオ撮影のお客さんは少ない。「多忙な時、地域の祭りに出掛ける暇はなかった。仕事が減ったのは喜べないが、今はみいこと一緒に出掛けられる。その点は、いいですね」と笑った。

 (近藤隆尚)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索