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江戸期の七夕飾り再現 塩尻「釜井庵」

江戸中期の様子を再現した七夕飾りと、ササに短冊を飾り付ける園児ら=塩尻市洗馬の釜井庵で

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 江戸時代の紀行家・菅江真澄(一七五四〜一八二九年)が滞在した塩尻市洗馬の県史跡「釜井庵」で、江戸中期の民俗絵図に描かれた七夕飾りが再現、公開されている。十日は、近くの妙義保育園年中児二十五人が訪れ、願い事を書いた短冊をササに飾り付けた。

 菅江は一七八三(天明三)年から一年ほど釜井庵に滞在。その間の日記をまとめた「伊那の中路」に、釜井庵の七夕飾りの挿絵を残した。

 釜井庵を管理する本洗馬歴史の里資料館は、当時の風習を知ってもらおうと、七夕に合わせて菅江の挿絵を基に毎年再現している。

 茅葺きの軒先に飾ったのは、紙で作った二十センチほどの男女の吊(つる)しびな二十一組と、着物を着せた約八十センチの大きさの人形二組。ナスやキュウリのお供えもある。

 訪れた園児は、同館指導員の佐藤隆治さんから七夕行事の話を聞いた後、「ママみたいなかんごしさんになれますように」「うちゅうひこうしになれますように」などと願い事を書いた星形の短冊をササに結び付け、七夕の歌を合唱した。

 釜井庵の雨戸を開けての七夕飾りの公開は、八月五日までの毎週金〜日曜と祝日。それ以外の日も庭から軒先の七夕飾りを見ることができる。

 (一ノ瀬千広)

 

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