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難曲のレクイエム、壮大に 伊那で初企画

壮大に「ドイツ・レクイエム」を奏でる出演者=伊那市の県伊那文化会館で

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 第一回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」(実行委主催、中日新聞社後援)が十日、伊那市西町の県伊那文化会館で開かれ、伊那谷の音楽愛好家らが難曲とされるブラームスの「ドイツ・レクイエム」を壮大に奏でた。

 クラシック音楽の祭典は、一九九〇〜二〇一六年に計十二回開かれた、公募合唱団と伊那フィルハーモニー交響楽団による「手づくりの演奏会」の後継企画。演奏会存続を求める声が多かったため、より高水準の音楽を学ぶ場になればと、合唱団はオーディションで選考し、難曲に挑む企画に切り替えて初開催した。

 この日は、伊那谷を中心に諏訪や木曽などから集まった合唱団計百二十三人と同楽団が出演。第一〜七曲からなり、死者への安息の祈りと生者への慰めを表現したという荘厳なドイツ・レクイエムを情感豊かに披露した。ソリストとして同市出身の声楽家井口達(とおる)さんら二人が出演した。

 バレエ音楽の部では、レオ・ドリーブの「コッペリア」より第一幕、第三幕を同楽団が演奏。地元の小中学生九人でつくる「コッペリア舞踊団」と同市出身のダンサー下島功佐(こうすけ)さんが華やかに舞った。

 北沢理光実行委員長は「伊那谷で大曲に取り組む機会をつくれたらと前々から考えてきた。ドイツ語の発音をはじめ歌も演奏も本当に難しかったが、成功させることができて良かった」と喜んだ。祭典は今後も二年に一度のペースで続けたいという。

 (岩田忠士)

 

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