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飯綱高原スキー場、民間へ 長野市が譲渡方針

民間譲渡の方針が決まった飯綱高原スキー場=長野市で(同市提供)

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 長野市は、長野五輪の競技会場となった「飯綱高原スキー場」を民間に譲渡する方針を示した。本年度中に譲渡先を公募し、二〇一九年度で市営スキー場としての営業は終了する。譲渡先が見つからない場合は閉鎖する。

 このスキー場は一九六五年にオープンした。九八年の長野五輪ではフリースタイル・モーグルなどの会場となり、里谷多英選手が金メダルを獲得する舞台となった。

 指定管理者の市開発公社が運営しているが、市はリフトなどの修繕費を含めて年間約一億円前後を支出している。利用者は八四年の二十三万二千九百人をピークに減少し、二〇一五年度は一万八千七百人余りに落ち込んだ。

 スキー場のあり方などを話し合うため、地元住民や観光関係者らでつくる検討会が設けられ、一六年から議論を重ねた。検討会は今年三月、スキー場を民間譲渡し、春から秋のグリーンシーズンを主とする観光施設に投資する案を示した。

 検討会の提言を受け、市はスキー場を民間譲渡の方針を決定。加藤久雄市長は三十日の定例会見で「五十年以上にわたってにぎわったが、温暖化で雪も少なくなり、入場者も減った。グリーンシーズンに力を入れることで飯綱高原の魅力をアップできる」と話した。

 (安永陽祐)

 

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