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ニッコウキスゲの名所、電気柵で守る 霧ケ峰高原

ニッコウキスゲの群生地に電気柵のワイヤを張る参加者=諏訪市の霧ケ峰高原で

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 県や自然保護団体などでつくる霧ケ峰自然環境保全協議会は十六日、ニッコウキスゲの名所として知られる諏訪市の霧ケ峰高原で、群生地をニホンジカによる食害から守る電気柵を設置した。

 霧ケ峰高原のニッコウキスゲは例年七月中旬に見頃を迎えるが、ニホンジカが開花直前のつぼみを食べたり、踏み荒らしたりする被害が深刻化したため、二〇〇八年から毎年この時期に電気柵を設けている。

 設置作業は今月上旬に始まり、この日は協議会から六十人が参加。車山肩と富士見台西側の群生地に、計三キロにわたってワイヤを張り、柵をつくった。車山肩の一部は、行楽客の写真撮影に配慮して低めの柵を二重に設置した。電気柵の総延長は約十キロで、太陽光発電で稼働させて群生地に侵入しようとするニホンジカを追い払う。

 県諏訪地域振興局環境課の仙波道則課長は「これまでも柵内のニッコウキスゲは順調に開花しており、効果は確実に表れている」と話し、霧ケ峰高原一帯に生息するニホンジカの個体数がある程度減少するまで、柵の設置を継続する必要があるとした。

 (中沢稔之)

 

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