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子育て、介護中も働ける 松本、テレワークオフィス開所

オープンした「まつもとテレワークオフィス」=松本市和田の松本ものづくり産業支援センターで

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 松本市や松本商工会議所などが出資する一般財団法人・松本ものづくり産業支援センター(同市和田)は十一日、子育てや介護中の人が好きな時間に働ける「まつもとテレワークオフィス」を同センター内に開設した。

 地域振興や個人のキャリア維持のために多様な働き方を浸透させるのが狙い。同市は、来年十一月に開設する情報通信技術(ICT)ビジネスの拠点施設の前段階にも位置付ける。

 企業から受注した業務を「テレワーカー」と呼ばれる登録者に分配する仕組み。現在は、すでにテレワーク制度がある塩尻市振興公社の受注業務を分配しており、本年度中に独自の受注システムの確立を目指す。

 オフィスは約五十平方メートルで、監督者用を除いて十台のパソコンがあり、同時に十人が働ける。

 現在の業務は、県外企業が発注したパソコンでのデータ入力が中心だが、今後は松本などの中小企業からの受注を開拓する。

 当面は同振興公社に登録している松本市民が担当する。この日は四人が出勤した。

 このうち、四月からテレワークを始めた同市中山の高田鏡子さん(38)は昨年八月、自宅を空ける時間が多く、小学三年の長女に負担をかけていたため、それまで正社員として勤めていた会社を辞めた。テレワークについて、「登下校の時間に家にいられる。子どもが急に体調を崩した時などに、仕事を休めるのもうれしい」と話した。

 同センターは、松本地域の住民を対象に新たなテレワーカーを募集している。簡単なパソコン操作ができ、週十時間以上働けるのが条件。(問)松本ものづくり産業支援センター=0263(40)1000

 (川添智史)

 

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