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御座石神社で伝統のどぶろく仕込み 茅野

どぶろくの仕込み作業に精を出す当番の住民ら=茅野市の御座石神社で

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 茅野市本町の御座石(ございし)神社で、伝統のどぶろく造りが行われている。およそ千六百リットルを醸造し、毎年四月二十七日に同神社で開かれる「どぶろく祭り」(市無形文化財)で地元住民に振る舞う。

 本町の住民自ら醸造するのが習わしで、今年は二丁目が当番。男性三人が三月下旬から、酒造会社の杜氏(とうじ)の指導で仕込みを始めた。

 十六日からは、どぶろくの温度を下げていく作業に入った。氷を詰めた容器を醸造タンクに取り付け、午前八時から午後九時まで三時間おきに状態を確認。午前と午後の二回、櫂棒(かいぼう)でかき混ぜる。

 当番長の笠原善次さん(73)は「温度管理は順調で、いい酒になりつつある。祭り当日に一番おいしく飲みやすい状態に仕上げたい」と意気込んだ。

 どぶろく祭りは鎌倉時代に始まったとされ、諏訪大社の祭神・建御名方神(たけみなかたのかみ)が御座石神社に立ち寄った際、どぶろくでもてなされたとの言い伝えがある。

 (中沢稔之)

 

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