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原寸大の利休の茶室を再現 下諏訪の美術館

「待庵」の原寸大複製の茶室=下諏訪町のハーモ美術館で

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 下諏訪町のハーモ美術館で、千利休が建てた国宝茶室「待庵(たいあん)」の原寸大複製の展示会が開かれている。室内で茶席も体験でき、来館を呼び掛けている。中日新聞社後援。七月一日まで。

 待庵の実物は、京都府大山崎町の臨済宗東福寺派の寺「妙喜(みょうき)庵」で保存されている。日本最古の茶室建造物で、十六世紀末に豊臣秀吉の命を受けた利休が建て、武将らをもてなしたとされる。

 茶室の内部は二畳敷き。客が出入りする「にじり口」は高さ七十九センチ、幅七十二センチと狭く、武士も刀を外し頭を下げなければ入ることができない。天井や柱はスギを、明かり取りの格子窓はアシを使い、質素なたたずまいとなっている。

 関たか子館長は「国宝の茶室を忠実に再現しており、茶道の経験のない方もいにしえの文化を体感してほしい」と話している。

 茶室でのもてなしは十七〜二十日と五月八〜十四日、六月五〜十一日まで行う。予約制で一席四人まで。お茶代は一人千円で、入館料(大人千円、小中高生五百円)とは別。

 展示期間中の毎週土曜、茶室を製作した長野市の宮大工、北村幸雄さんが来館する。(問)同館=0266(28)3636

 (福永保典)

 

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