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下條のシードル人気 農業法人「道」

農業法人「道」が昨年5月から販売を始め、人気を集めているシードルやりんごワイン=下條村で

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 下條村睦沢の農業法人「道」が加工・販売するシードルが人気を集めている。昨年製造した千二百本は、昨年五月の販売から約八カ月で完売。同社の桜井隼人社長(33)=飯田市千代=は「順調に売れた」と、飯伊地域の新たな特産品を目指し、自信を見せている。

 同社は、リンゴの新たな活用法を見いだそうと、二〇一五年に設立。一六年十二月末からシードルの仕込みを始めた。

 原料のリンゴは、桜井社長の高校の同級生が営む関連会社「カネシゲ農園」(同村睦沢)で栽培する甘みと酸味のバランスがとれたサンふじを使用。味は問題ないが、表面の一部が傷ついたリンゴなどを活用した。

 桜井社長は、お酒の製造ではなく「農家として、おいしいリンゴの栽培に重点を置いている」と、同社のシードルが人気を集めた要因を分析。うま味をリンゴに残すため、軟らかい土質にこだわったという。

 手に取ってもらうためには見た目も重要と、工夫を凝らした。ラベルは、若い女性を意識し、個性あふれるポップなラベルに。

 来シーズンの仕込みも始まっており、五月下旬ごろから販売する予定。桜井社長は、若者が農業に興味を持つきっかけにしたいといい「今後は本数も増やして、シードルが南信州の文化として根付いてほしい」と力を込めた。

 シードルと、梨や洋梨、リンゴを混ぜたシードルはそれぞれ七百五十ミリリットル。七百二十ミリリットルのりんごワインもある。価格は各二千円(税別)。発送も受け付けている。(問)農業法人「道」=0260(27)1250

 (牧野良実)

 

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