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松本で出土の縄文土器紹介 市立考古博物館

神秘的な文様が魅力の縄文土器展=松本市立考古博物館で

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 神秘的な文様と力強い造形美が魅力の縄文土器展が、松本市中山の市立考古博物館で開かれている。同市内の遺跡で出土した縄文中期(約五千五百〜四千五百年前)の土器十四点を展示しており、縄文人の熱い心とパワーに触れられる。

 展示品のうち、同市内田の雨堀遺跡で出土した抽象文付深鉢形土器は、奇妙な文様が特徴。驚かされるのは土器の胴部に表現された三本指で、同館は「カエルやサンショウウオのような文様」と解説している。

 また、同市寿の小池遺跡で発掘された高さ約六十センチの大型深鉢形土器は、胴部に細長い粘土ひもを貼り付けてヘビを表現したと考えられる「隆帯(りゅうたい)」が見られる。口縁部は金魚鉢のような波飾り状の特殊な造形となっている。

 同市大村の大村塚田遺跡で出土した樽(たる)形の土器は、口縁部の直下が刀の鍔(つば)のように作られ、周囲に小さな孔(あな)が巡る「有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器」。胴部の九カ所に渦巻き状の唐草文が付けられている。

 縄文土器展は三月十一日まで。ただ、考古博物館が冬季(二月末まで)は土、日曜日と祝日だけの開館。三月からは通常通り平日開館し、休館は月曜日になる。入館料は、高校生以上二百円。(問)松本市立考古博物館=0263(86)4710

 (野口宏)

 

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