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高齢者らにタブレット端末貸し出し 天龍村

 天龍村は来年1月から、村内の高齢者宅などにタブレット端末計100台を貸し出し、災害情報の発信や見守りなどを行う方針を示した。高齢者が安心して暮らせる態勢整備が狙い。6日に開会した村議会定例会に関連条例案を提出した。

 NTTドコモが提供する、高齢者向けに必要な情報を分かりやすくまとめたソフト「おらのタブレット」を使用する。同社のソフトを導入する自治体は、全国で初めてという。

 村は二〇一四年から、六十五歳以上の村民約二十人にタブレットを貸し出し、実証実験を実施。村議や民生委員らでつくる委員会も同年に設置し、利用者の声なども聞きながら検討を進めてきた。

 同ソフトは、認知症予防の脳トレアプリや家族や村職員に異変を知らせる緊急通報機能を備える。また、市販の製品と変わらずインターネットは利用でき、利用者の家族や村の介護職員とテレビ電話で通話もできる。安全面や操作性の観点から、各自でアプリの追加はできない。

 タブレットの貸し出しは、六十五歳以上の高齢者と、身体障害者がいる世帯が対象。一世帯に一台、貸し出され、使用料の約八割を村が賄う。利用者の負担は月千円という。

 二〇一五年の国勢調査で、同村の六十五歳以上の高齢化率は59%と県内一位、全国でも二番目に高く、今後も高齢化は進むと推測される。村は、今議会で可決された後、一月から希望者に説明会を開き、利用を始める計画。

 (牧野良実)

 

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