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満蒙開拓記念館で天皇陛下歌碑の除幕式 阿智

歌碑の除幕をする関係者ら=阿智村の満蒙開拓平和記念館で

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 阿智村駒場の満蒙(まんもう)開拓平和記念館横に天皇陛下が詠まれた歌碑が建立され、二十三日、現地で除幕式が開かれた。

 歌碑には「戦(たたかい)の終りし後(のち)の難(かた)き日々を面(おも)おだやかに開拓者語る」との歌が刻まれている。天皇、皇后両陛下が昨年十一月に記念館を訪問し、旧満州(中国東北部)からの帰国者三人と懇談した際の様子を詠んだ歌で、今年初めに五首の一つとして宮内庁を通じて発表された。

 歌碑は、県から提案を受けた村と記念館、飯田日中友好協会が建立し、歌碑は黒御影石を使った高さ約一・八メートル。河原進館長が揮毫(きごう)した。

 式典には両陛下と懇談した帰国者の久保田諫さん(87)、桜井こうさん(93)、湯沢政一さん(87)のほか、阿部守一知事、熊谷秀樹村長ら約二十人が出席した。

 久保田さんは「皆さんの体験をしっかり語ってくださいと励まされた」と懇談の様子を振り返り、歌碑の建立には「感激でいっぱい。私も一日も長く皆さんに聞いていただけるように毎日頑張ります」と話した。

 阿部知事は「語り手の皆さんとお話をされて、本当にいろんなことをお感じになられてお帰りになられたのでは」とした上で、「平和の尊さ、戦争の悲惨さ、二度とこうした歴史を繰り返してはならないという強い思いを発信する拠点として、記念館がますます発展していってほしい」と述べた。

 (服部桃)

 

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