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段ボール製甲冑、児童ら大興奮 愛知・豊明から上松に

甲冑を試着した古瀬君(右)と児童たち=上松町の上松小で

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 上松町と自治体友好提携を結ぶ愛知県豊明市の市甲冑(かっちゅう)同好会が町に寄贈した段ボール製甲冑の試着会が十四日、町内の上松小学校で開かれた。児童会役員九人が本物に近い甲冑に触れながら、戦国時代に思いをはせた。

 豊明市には、戦国時代に二千人の兵を率いた織田信長が四万五千人を率いた今川義元の軍を破ったことで知られる「桶狭間の戦い」の古戦場と伝わる史跡があり、当時の衣装などを着て歩く武者行列イベントが毎年行われる。同好会は、市内などで段ボールを使った甲冑製作教室を開くなど活動をしている。

 五日に市内で開かれた「豊明秋まつり」に大屋誠町長らが訪れた際に、同好会から甲冑の寄贈を受けた。町の児童に試着してもらい、歴史に興味を持ってもらおうと試着会が企画された。

 甲冑は、段ボールを基に布を張ったり、ペンキやニスを塗り、曲面にするなどの加工をして、かぶとや胴、前垂れ、すね当てなどがリアルに表現されている。完成には百五十〜二百時間ほどの時間が掛かるという。寄贈したかぶとには、特別に町章が飾られている。

 試着会では、児童らは甲冑を触ってみるなど興味を示した。児童会長で小学六年の古瀬建太君(11)が代表で試着した。「初めて甲冑を着てみたけど軽くてびっくりした」と古瀬君は驚いていた。試着を見ていた海老沢心太君(12)は「本当の武将になったようだ。歴史が好きなので、甲冑が見られてうれしい」と喜んでいた。

 同好会の大中隆行会長(74)は児童が試着したことに「多くの人に試着してもらいたい。要望があれば作り方を教えに行ってもいい」と話していた。

 甲冑は、しばらくは町長室に飾るが、ケースを購入後、町公民館に展示する予定で、試着もできるようにしたいという。

 (桜井祐二)

 

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