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昔の道具でソバの脱穀 木曽町

御嶽山を背景にソバを脱穀する人たち=木曽町の「木曽馬の里」で

写真

 木曽町開田高原の飼育施設「木曽馬の里」で十一日、昔の道具を使ったソバの脱穀作業が行われた。青空の下、御嶽(おんたけ)山と色づき始めた木々を背景に作業が進み、木曽の原風景が広がった。

 昔ながらの脱穀作業を伝えるとともに、観光振興などにもつなげようと開田高原地域協議会が十年ほど前から実施し、地域住民ら約十人が参加した。

 同施設では約十五アールの畑でソバを栽培し、九月下旬に収穫した後、ソバ立てを作って乾燥させてきた。脱穀作業では、乾燥させて束ねたソバを木の板に打ちつけて脱穀したり、落ちた実などを集め、唐箕(とうみ)と呼ばれる道具で実と茎のくずに選別したりした。

 ゴルフと写真が趣味で、木曽地域には年に数回訪れる愛知県小牧市の平野道郎さん(83)は「御嶽山の写真を撮りに来たら、ソバの脱穀をやっていた。良い写真が撮れました」と喜んだ。

 同協議会の中村肇会長(71)は「昔の人たちが築いたものを守っていきたい」と話していた。

 (桜井祐二)

 

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