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鹿肉ドッグフード販売 小諸市が開発、捕獲数増で有効利用

捕獲したニホンジカの肉で作られたドッグフードのジャーキー(小諸市提供)

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 捕獲数が増えているニホンジカの肉を有効活用しようと、小諸市が一日、捕獲したシカの肉を使ってドッグフードを開発し、発売した。

 小諸市ではニホンジカによる農業被害が問題になる一方、鹿を捕獲する猟友会員は高齢化で減っている。昨年度から市職員や獣医師らも加わって捕獲に取り組み、二〇一一年度と比べて六倍多い三百十一頭を捕らえた。一頭約一万円の処分費用が新たな課題となり、ドッグフードへの活用で費用を削減することにした。

 市内と軽井沢町で捕獲されたニホンジカの肉を使用。乾燥肉のジャーキー、寒天水を混ぜた柔らかいタイプの二種類を開発した。小麦粉やトウモロコシを使わず、食物アレルギーにも配慮した。

 ジャーキーは三十グラム入り五百円、七十グラム入り千円で、柔らかいタイプは百グラム入りで三百円。市内のペットフード店や動物病院六カ所で販売している。軽井沢町など取扱店を増やしていく予定だ。

 市農林課の竹下毅さん(40)は「鹿肉はタンパク質は豊富で、低コレステロール。ダイエット食にもなる」と強調。「捕獲したシカの処分問題は他の市町村も同じはず。参考にしてもらうためにも、多くの地域で販売していきたい」と話している。

 (中島咲樹)

 

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