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狼煙上げ3市リレー 塩尻、岡谷、諏訪

いの字山の麓でスギの葉などを燃やして狼煙を上げる参加者=塩尻市で

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 戦国時代に武田信玄が情報伝達手段として用いた狼煙(のろし)上げを再現する催しが二十九日、塩尻、岡谷、諏訪市で行われた。塩尻市塩尻東地区の八カ所をつないだ狼煙は、塩尻峠を越えて諏訪側の六カ所にリレーされた。

 塩尻側は、塩尻東地区地域づくり連絡協議会の歴史・文化部と自然・環境部が主催し、三回目。諏訪側は、諏訪地方で狼煙上げの活動をしている武田信玄狼煙会諏訪支部が中心になって行った。

 狼煙上げは午前九時に塩尻市長畝の高山でスタートし、下西条の上ノ山や塩尻町の塩尻東地区センターなどを経て、東山の「いの字山」の麓まで到達。その後、諏訪側に移り、岡谷市湊の小坂城跡から諏訪市豊田の有賀城跡などをリレーし、四賀の桑原城跡までつなげた。

 このうち、いの字山の麓の狼煙上げには、地元住民ら十六人が参加。縦に二本つなげたドラム缶を使い、スギの葉などを燃やすと、もくもくと白い煙が勢いよく上がっていた。

 塩尻側の歴史・文化部長の川尻佐千男さん(66)は「昨年までの取り組みで、塩尻峠を経由して狼煙をつなげられることは確認できている。今後は、効率的に上げられる場所を模索していきたい」。諏訪側の同支部代表の秋山大一さん(58)は「桑原城跡ののろしは、茅野市玉川の粟沢城跡でも見えた。山梨県側で狼煙上げをしている団体とも交流し、甲府市までつなげたい」と意欲を見せた。

 (一ノ瀬千広)

 

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