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客がA型肝炎食中毒 小諸のそば店、従業員から感染か

 県は二十五日、小諸市のそば店「信濃国(しなののくに)小諸蕎麦(そば)本舗 草笛」で六月三日に食事をした客三人がA型肝炎を発症したと発表した。県はA型肝炎ウイルスによる食中毒と断定し、二十五日から三日間、店を営業停止にした。飲食店などでA型肝炎ウイルスの食中毒が発生したのは県内で初めて。

 そば店は、観光名所の懐古園に隣接する人気店。県によると、患者は小諸、岡谷市などの男女三人で、それぞれ別のグループで店を訪れ、ざるそばや盛りそばを食べた。約一カ月後の今月四日から発熱や吐き気などを訴えて入院し、A型肝炎と診断された。三十代と四十代の女性はそれぞれ退院し、六十代の男性一人が入院中だが快方に向かっている。

 店では、調理や盛り付けを担当する男性従業員が六月三日に体調を崩し、検査でA型肝炎と判明した。男性を介してウイルスが広がったとみられる。

 A型肝炎ウイルスは生の二枚貝や海外の衛生状態の悪い地域で生水を飲むなどして感染し、手洗いの不徹底などで別の人へ感染することもある。平均で四週間の潜伏期間後、急に発症するのが特徴で、高齢者は重症化しやすい。県内では年に数人がA型肝炎を発症している。

 

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