トップ > 動画ニュース > ニュース > 記事

ここから本文

動画ニュース

調布・小型機墜落 総重量が事故一因か

調布・小型機墜落 総重量が事故一因か

写真

 東京都調布市の住宅地に小型プロペラ機が離陸直後に墜落して8人が死傷した事故で、小型機の総重量が事故の一因になった可能性が28日、浮上した。燃料や搭乗人数などを計算すると、離陸可能な限界に迫る重さだったとみられ、専門家からは「飛び立つのに十分な揚力が得られなかったのではないか」との見方も出ている。

 警視庁調布署捜査本部は同日、業務上過失致死傷の容疑で、小型機を管理していた日本エアロテック(調布市)など3カ所を家宅捜索し、整備マニュアルなどを押収した。今後、離陸前の小型機の状況などについて詳しく調べる。

 事故を起こした小型機は定員6人で、川村泰史(たいし)機長=死亡=ら男性5人が搭乗。調布飛行場−伊豆大島間を往復する計画だった。

 調布飛行場の滑走路の長さは8百メートル。航空評論家で元日航機長の小林宏之さんは「事故を起こした小型機の総重量なら、十分な揚力を確保するのに、長さ3千メートルぐらいの滑走路が必要だった」と指摘した。

 同じく元日航機長の杉江弘さんは「短い滑走路では燃料満タンの場合、荷物や搭乗者数を制限して重量を抑える。定員6人なら2、3人にすべきだった」と話した。

 2人は「飛行前、機長らが総重量などをチェックし、8百メートルの滑走路で離陸できるかをしっかり確認したかが焦点の1つ」とみている。

 一方、捜査本部が家宅捜索したのは日本エアロテックのほか、小型機を所有していたベル・ハンド・クラブ(福生市)と川村さんが社長を務めていたシップ・アビエーション(調布市)。墜落現場ではエンジンのほか主翼の骨組みやプロペラ、計器類が見つかった。

【映像】東京都調布市で、本社ヘリ「まなづる」から

 

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索