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夜の名空港にUFO?不時着 正体は…世界一周ソーラー機

夜の名空港にUFO?不時着

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 「変なものが飛んでいる」「未確認飛行物体(UFO)では?」−。岐阜、愛知県上空で6月1日夜、不審な飛行体の目撃情報が相次ぎ、警察やマスコミに市民からの問い合わせが殺到した。

 本紙に寄せられた目撃情報だけでも30件以上。上空で白い発光ダイオード(LED)風のランプが横一列に並び、中央には赤いランプが点滅。速度は非常にゆっくりで、空中に停泊しているようだったという。

 謎の“正体”は、太陽エネルギーだけでの世界一周飛行に挑戦中の一人乗りプロペラ飛行機「ソーラー・インパルス2」。スイスの団体が開発し、3月にアラブ首長国連邦を出発。インド、ミャンマーなどを経て5月末に中国・南京をたち、米ハワイに向かう予定だったが、悪天候を避けるため目的地を変更し、1日午後11時50分、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に着陸した。両翼の長さ72メートル、重さ2・3トンで、太陽電池で得た電力でプロペラを回し、夜間飛行も可能という。

 愛知県小牧市の無職男性(66)は「すごくゆっくりで、絶対に飛行機ではないと思った」と驚いた様子。岐阜県美濃加茂市の男性は家族でベランダから見守り、「すぐそこまで迫ってきて、完全にUFOと思った。恐ろしかった」と話した。ツイッターなどネット上でも一気に広まり、名古屋空港にはカメラを構えた市民が大勢訪れた。

 着陸の際は、通常の航空機よりもはるかに音が小さかった。着陸後、操縦士が降りると、待ちかまえていた人たちから歓声が上がった。入国手続き後、操縦士のアンドレ・ボルシュベルグさん(62)が会見し、「やむなく日本に降りたが、日本には短時間に適切な対応をしてもらい、感謝したい」と話した。 (文・中日新聞朝刊)

【映像】愛知県豊山町の県営名古屋空港で(航空部・山本良一、松尾光毅撮影)

 

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