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四日市の原風景、図録に 市立博物館で3日、発売

図録を紹介する伊藤さん=四日市市安島1の市立博物館で

写真

 企画展「昭和のくらし 昭和のまちかど」(中日新聞社など後援)を開催中の四日市市立博物館が、三日から、四日市市の航空写真を基に、変貌を遂げる前の原風景を解説した展覧会関連図録を販売する。田畑が広がる懐かしい風景が収められており、担当者は「写真の中から何かを見つけ、『へぇー』と思いながら読んでほしい」と話す。

 航空写真は、一九五六(昭和三十一)年八月二十五日に市が撮影し、現在は博物館が収蔵している。近畿日本四日市駅(現・近鉄四日市駅)開業直前で、四日市港の石油化学コンビナートが本格的に立地する前でもあり、現在の四日市が形作られる原点の姿が切り取られている。

 中部、橋北、富田、三重、楠など全二十四区ごとにページを割き、写真の下段には解説文を載せた。地上から撮影した現在の写真なども添え、図録全体では計八十三点の写真が紹介されている。また、四日市港の歴史や埠頭(ふとう)の成り立ちなどについても取り上げた。

 A4判の三十二ページで、六百円。博物館内のミュージアムショップで販売する。四百部を用意したほか、市内小中学校や図書館には別途配布する。博物館企画普及係の伊藤義浩さんは「田んぼの区割りの違いや工場の向きなど、『なぜこのようになっているのか』と思うことは歴史を読み解く時に大事な視点。すべての地区にストーリーとドラマがある」と説明する。

 企画展は、昭和のホーロー看板や当時の生活用品などを集めた内容。博物館四階特別展示室で二十七日まで開かれている。観覧券は一般四百円、高校、大学生三百円、中学生以下無料。休館日は毎週月曜日(十一日は祝日のため開館し、翌十二日が休館)。

 (梅田歳晴)

 

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