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デゴイチ、ペンキ塗り直し完了 伊賀・余野公園

SLを塗装し直す保存会員ら=伊賀市柘植町で

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 伊賀市柘植町の余野公園で六日、展示されている蒸気機関車(SL)のペンキが塗り直された。つつじの名所の同園では五月に祭りがあり、多くの親子連れが訪れる。市蒸気機関車保存会長の宮本喬夫さん(75)は「車両をきれいに残し、見に来た子どもたちに喜んでほしい」という。

 保存会は旧国鉄やJR西日本のOBらでつくり、三年に一度、車体を塗り直している。既に八月、車体を黒く塗装しており、この日は十人が車輪周りなどを銀や赤の塗料で仕上げた。正面のナンバープレートはふちや英数字が金色に塗られ、輝きを取り戻した。

 宮本さんは現役のころ、機関助士としてSLに乗り込み、石炭を燃焼室に入れる仕事をしていた。展示車両は運転席まで上がることができ、「当時の雰囲気がわかる。けがをしないように遊んでほしい」と話した。

 展示されているSLは一九四二年製造のD51−831号。全長二十メートル、高さ四メートル。デゴイチの愛称で知られる代表的な車種で、現役時は千二百トンの貨物列車をけん引した。

 831号は東海道線や山陰線を経て関西線で使われ、総走行距離は二百一万キロを超える。七三年に運行を休止。七四年に旧伊賀町の求めもあり、活躍した車両の雄姿を残そうと、公園に設置された。

 (日暮大輔)

 

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