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全国最優秀のテーブル、矯正展で販売 三重刑務所

遊べる仕掛けやマガジンラックもあり、全国最優秀に選ばれた子ども用木製テーブル=津市鳥居町で

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 三重刑務所(津市修成町)で作られる子ども用の木製テーブルが、刑務作業品の審査会で全国最優秀の法務大臣賞を受賞した。遊びにも勉強にも使え、インテリアにもなる工夫を凝らしたこだわりの製品だ。十三日に同刑務所である「三重矯正展」で限定販売される。

 製品名は「テーブル遊家具(ゆうかぐ)」。木製の机とイスのセットで、机の右側面には車のおもちゃがカタカタと落ちる仕掛けがあり、左側は絵本などが置けるマガジンラックになっている。幼児から小学校低学年まで長く使えるデザインにした。テーブルは縦三十六、横六十、高さ四十センチで、リビングに違和感なく置けるようコンパクトなサイズになっている。

 テーブル遊家具はもともと、奈良少年刑務所(奈良市)で製造されていた刑務作業品。工夫したデザインは人気を博したが、刑務所は建物の老朽化で昨年三月に閉鎖。開発を担当した吉桑正雄作業専門官が「このままではもったいない」と異動先の三重刑務所でテーブル遊家具を復活させ、審査会に出品した。

 「子どもが成長しても使いたい」という要望に応え、三重では高さを二センチ上げてリニューアルした。吉桑さんは「お子さんやお孫さんの出産祝いや誕生日のお祝いに贈ってほしい」と話す。テーブル遊家具は一万八百円。矯正展で限定二十セットを販売する。事前予約が必要。

 矯正展は午前九時〜午後三時。刑務作業製品販売のほか、施設見学や受刑者が食べる食事の体験もできる。(問)三重刑務所=059(228)2161

 (熊崎未奈)

 

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