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問題箇所、特定手間取る 台風21号停電、中電が原因公表

 台風21号の影響で、鈴鹿市などを受け持つ中部電力鈴鹿営業所管内の約六万三千戸が四日午後から最大三十二時間余り停電した問題は、広範囲の二十四カ所で高圧線が切れるなどして送電不能となり、場所の特定に手間取ったのが原因だった。林哲也所長が十四日、鈴鹿市側に説明した後、会見で明らかにした。

 管内の停電戸数は県内全体の22%と多く、復旧の見通しを知りたい市民の電話が当時、中電側に集中。電話がつながらないとして市にも問い合わせが約五百件相次いだが、市側も鈴鹿営業所から具体的な情報が入らず、混乱に拍車がかかった。市側は停電の原因や今後の情報提供のあり方について説明するよう求めていた。

 林所長によると、送電不能となった高圧線は、飛んできたトタン屋根などで切れたのが十五カ所、支える部品から外れていったのが九カ所。風の影響を受けやすい海沿いが多かったという。鈴鹿、亀山両市と津市の一部を管轄する鈴鹿営業所のうち、鈴鹿市内の停電は約六万戸。

 鈴鹿営業所は他地区の営業所からも応援を得て車両三十台、百人体制で管内の問題箇所を探索。復旧作業に当たり、停電解消の状況をホームページで随時更新していたとしている。

 林所長は会見で「市民に長期間、広範囲で不便をかけ、おわびしたい」と陳謝し、「市側と情報のやりとりができるよう連携について考えたい」と述べた。

 (片山健生)

 

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