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「答志島トロさわら」をブランド化 10月上旬から取り扱い

サワラを前に意気込みを話す関係者ら=鳥羽市鳥羽4の鳥羽磯部漁協で

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 鳥羽市の「漁業と観光の連携推進協議会」は十三日、離島・答志島などで水揚げされるサワラを「答志島トロさわら」の商品名でブランド化すると発表した。一本釣りに限定し、脂肪含有量などの基準を設けた。十月上旬からの取り扱いを予定している。

 答志島と菅島にある鳥羽磯部漁協の四支所のサワラが対象。鮮度を保つため、傷が付きやすい刺し網漁は除外し、引き釣り漁による一本釣りのみ。大きさは二・一〜四・七キロとする。脂肪含有量も毎日三十匹ずつ測定し、基準を満たす期間のサワラをブランド商品とする。期間は十月から四カ月ほどになる見通し。商品には専用のタグも付け、通し番号を記載する。

 二島の一本釣りの年間漁獲は約百五十トンで、うち四十五トンほどがブランド商品になると推定。関係者は「浜値が10〜20%ほど高くなれば」と期待する。流通業者に出荷を働き掛けるほか、全国にPRするという。

 ブランド化は、市や同漁協、市観光協会でつくる同協議会が二〇一五年から県水産研究所、三重大の協力を得て準備してきた。サワラは山形県鶴岡市、北九州市などでもブランド化されている。

 発表会が十三日、鳥羽市鳥羽四の鳥羽磯部漁協であり、関係者約二十人が参加。同漁協の永富洋一組合長(75)は「秋のサワラはうまいと思ってきたが、脂肪分で科学的に証明された。ブランド化で販路を拡大したい」と意気込んでいる。

 伊勢湾では年間を通じて生息し、特に秋から冬にかけて脂肪含有量が15%前後の脂の乗ったサワラが水揚げされている。鳥羽市では近年、年間三百〜五百トンの漁獲がある。

 (西山和宏)

 

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