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「桑名石取祭保存会」の名称を巡る訴訟 元会長の請求棄却

 「桑名石取祭保存会」の商標権を持つ元会長の男性(68)=桑名市=が保存会を相手取り、会の名称を使った祭りの運営などをしないよう求めた訴訟で、津地裁四日市支部の片山博仁裁判長は十二日、男性の請求を棄却した。

 判決によると、男性は会長辞任後の二〇〇九年四月に商標権を取得。自身が会長を務めていた会と現保存会は別団体であり、現保存会の活動は商標権を侵害していると主張。祭りの運営のほか、会の名称を入れたグッズ販売の差し止め、ホームページの削除なども求めていた。

 片山裁判長は「現保存会は桑名石取祭を現在に至るまで執り行っている。運営団体として活動しているのは明らかで、『桑名石取祭保存会』も自己の名称として商標登録前から使用してきた。一方、原告は〇七年以降、祭りの運営に関わっておらず、現保存会が不正競争の目的で商標を用いたとは認められない」と指摘し、原告の主張を退けた。

 男性は「現状追認の判決であり、控訴する」と話し、保存会は「裁判所にはきっちり判断していただいた。当たり前の判決だと考えている」とコメントした。

 

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