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三明、6年ぶり壹番札 上野天神祭

一番くじを引き当て、巡行順を示す札を押さえる本荘さん=伊賀市上野東町の菅原神社で

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 伊賀市の上野城下町が熱気に包まれる上野天神祭のだんじり巡行の順番を決めるくじ取り式が九日、祭神をまつる菅原神社であり、先頭は六年ぶりに上野福居町の「三明(さんめい)」に決まった。花形の一番くじを引き当てた同町代表の本荘伸素さん(63)は「光栄だが、責任を重く感じる。安全第一でそつのないよう気を引き締めて務めたい」と話した。

 だんじりの担い手となる九町の関係者が拝殿に集まり、陣羽織を着た代表者が一人ずつ祭壇のくじを取った。くじは白紙に包まれた木札で、「壹番(いちばん)」などの順番が書いてある。横一列に座った九人の代表者が一斉に紙を開いて自分たちの順番を確かめ、隣の札にも無言で目をやる中、本荘さんがすっと立ち上がった。

 祭りの名物であるだんじり巡行は、市民が誇る秋の風物詩。昨年は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されてから初の巡行となる予定だったが、台風の影響で中止を余儀なくされた。

 巡行を取り仕切る上野文化美術保存会の八尾光祐会長(82)は「昨年は雨に降られ台風に泣いた。当日の天候次第ではあるが、今年こそは何としてもやりたい」と話す。

 祭りは十月十九日に開幕。くじの順番にだんじりが巡行するのは三日目の二十一日で、盛り上がりは最高潮に達する。

 ◇巡行順 (1)福居町=三明(2)鍛冶町=二東(にとう)(3)西町=花冠(かかん)(4)魚町=紫鱗(しりん)(5)小玉町=小蓑山(こみのやま)(6)中町=其神山葵鉾(きしんざんあおいぼこ)(7)向島町=鉄英剣鉾(てつえいけんぼこ)(8)新町=薙刀鉾(なぎなたぼこ)(9)東町=桐本(きりもと)

 (帯田祥尚)

 

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