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酷暑で緊急出動大幅増 6〜8月の津市消防

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 酷暑が強く印象に残った今年の六〜八月、熱中症疑いによる津市内の緊急出動件数が、昨年の三倍近くにのぼったことが、消防への取材で分かった。特に、急激に暑くなった七月の出動件数は二百三十八件と、ひと月あたりで過去最多に。津市消防本部は、来年の夏に向け市民に注意喚起するとともに、意識向上のため九日の救急フェアへの参加も呼びかけている。

 今年六月の緊急出動件数は十八件で昨年の十三件より少し増えた程度だったが、連日最高気温が三〇度を大幅に上回るなど気温が急上昇した七月は二百三十八件で、昨年の六十二件の約三・八倍となった。八月も百二十九件で、七月より減少したものの、昨年八月の五十六件に比べて約二・三倍となった。

 市消防本部によると、今年目立ったのは、墓参りや畑仕事を一人でしていて倒れたところをすぐに発見してもらえず、重篤な熱中症となったケース。発見が遅くなるほど命に関わる事態に陥るため、消防本部担当者は「気分が悪くなったらすぐ周りに伝えられるように、畑仕事はご夫婦でするなど、一人にならないよう心掛けてほしい」と話す。重症の場合は発見から救急車が到着するまでの応急処置も重要になるため、消防では九日の救急フェアへの参加や、救命講習の受講を呼びかけている。

 もし様子が普段と異なるが、救急車を呼ぶべきかどうか迷う際は、医師や看護師が対応する津市救急・健康相談ダイヤル=0120(840)299=や、質問に答えると対応を教えてくれるスマートフォンのアプリ「Q助」の利用が効果的だ。こうしたサービスの活用は「結果的に救急車の適正利用にもつながる」と担当者は話す。

◆9日に「救急フェア」

 9日の救急の日に合わせた津市消防本部の「救急フェア」は、9日午後1〜4時に、イオン津ショッピングセンター一階のセントラルコートで開かれる。会場では、自動体外式除細動器(AED)の取り扱い方や、心肺蘇生法の指導を受けられる。看護師による健康相談コーナーや、子ども向けのミニ救急車乗車コーナーもある。(問)市消防本部消防救急課=059(254)1603

 (上井啓太郎)

 

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