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伊勢で観光地の防災学ぶ 南海トラフ地震へ備え

高浪さん(左)の説明を聞く観光関係者ら=伊勢市の県伊勢庁舎で

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 南海トラフ地震の発生時に土地勘のない観光客を守る方策を教える「観光地における防災対策セミナー」が五日、伊勢市の県伊勢庁舎であり、伊勢志摩地域を中心とした観光関係者二十二人が参加した。

 講師となった鳥羽市観光課の高浪七重さんは、旅館やホテル、水族館などと進めてきた同市の取り組みを伝えた。二〇一一年の東日本大震災後、鳥羽市でも南海トラフ地震による津波への不安が高まったと説明。津波からの避難誘導ルートを観光関係者と考え、誘導看板を設置してきたことを紹介した。

 「防災をアピールするほど『危険な場所だ』と風評が広がるという意見も地元にはあった」と振り返った高浪さん。「それでも、海の近い鳥羽に安心して来てもらうためには、安全対策をしっかりアピールできなければいけないという思いで進めてきた」と語った。

 MS&ADインターリスク総研(東京)の担当者による災害時の訪日外国人との接し方の解説もあった。セミナーは県が企画した。

 (大島康介)

 

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