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珠算1級に満点合格 津商高の青木さん、三重中の世古口さん

満点合格した青木さん(右)と世古口さん=松阪市若葉町の松阪商工会議所で

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 ともに松阪市在住で津市の津商業高校三年の青木愛実さん(18)と、松阪市の三重中学校二年の世古口結名さん(14)が、六月にあった第二百十三回珠算能力検定(日本商工会議所主催)の一級試験に満点で合格した。二人は念願を達成した喜びをかみしめ「もっと上を目指したい」と向上心を燃やしている。 

 一級試験は全国の八千九百三十八人が各地で受験し、二千五百五十三人が合格。満点は三十二人で、県内では青木さんと世古口さんだけだった。試験は十桁の数字を各十個足したり引いたりして答えを求めるみとり算や、掛け算、わり算の三種類計五十問を三十分で解く。三百点満点中二百四十点以上で合格で、満点を取ると日商から表彰される。

 一級には小学六年で合格している青木さんは、十九回目の挑戦で満点に輝いた。「まさかという気持ち。これまでで一番うれしい」。小学一年で松阪市内のそろばん教室に通い始め、玉をはじく爽快感や、努力した分だけ実力が上がるやりがいから、のめりこんだ。

 高校は珠算部のある津商高を選んだ。「勉強も運動も苦手で、せめて好きなそろばんは極めたい」。日本珠算連盟主催の段位認定試験でも四段の実力で「いつか最高段位の十段を取る」と話す。

 五回目で達成した世古口さんは「跳びはねるほどうれしい」。小学一年の時、見学した市内のそろばん教室の雰囲気が明るく、「自分もやりたい」と始めた。以来、週二回教室に通い、試験前は家でも研さんを積み、小学五年で一級に合格。「最初は計算ミスが多かったが、今はほとんどない。集中力がついた」と努力の成果を実感している。

 前回は惜しくも一問だけ間違い、満点を逃していた。悔しさをバネに、苦手な掛け算の対策を徹底し「とにかく丁寧にゆっくり解いた。そろばんを続け、十段を目指す」と笑顔で話していた。

 (水谷元海)

 

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