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名張、4強逃す 高校総体柔道男子

気迫あふれる技を見せる四日市中央工の弓矢選手=津市のサオリーナで

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 全国高校総体(インターハイ)で県勢は九日、津市であった柔道の男子団体で、名張が白鴎大足利(栃木)に準々決勝で敗れ、五位入賞となった。男子個人では73キロ級の伊藤栄都選手(四日市中央工二年)が五位入賞、66キロ級の弓矢健奨選手(同三年)が十六強入りした。

 ソフトボール男子は熊野市であり、四日市工が一回戦で徳山(山口)に4−1で勝利し、十日の二回戦で南陽(山形)と戦う。

◆攻め姿勢「全て出せた」 弓矢選手

 畳の上で獲物を追っているようだった。柔道男子個人66キロ級に出場した四日市中央工の弓矢健奨選手(三年)は攻め続けるスタイルを貫いた。目標の優勝には届かずベスト16で涙をのんだが、「全力を尽くせた」と悔いは残さなかった。

 初戦は開始十五秒で技ありを取られたが、気落ちしなかった。動きの速い軽量級の中でも際立つ速さで相手をコントロール。畳の上を思い切り動き回って技をかけさせない柔道を展開し、反則負けを誘った。

 同年代の中では小柄。目指したのは、速さで相手を制し攻撃の機会を与えない「かき回す柔道」。スタミナをつけるため、走り込みでは常に先頭を走った。父でもある弓矢竜太監督(45)から教わった諦めない気持ちも合わせ、攻撃的な柔道を身に付けた。

 延長戦で敗れた三回戦でも気力を振り絞った。互いにポイントがないまま残り三十秒で技ありを取られた後、そのまま持ち込んだ寝技で優位に立った。「もう力はなかったけど気合だけで動いた」。抑え込みで技ありを奪い、延長戦に持ち込んだ。

 昨年、同階級で四日市中央工の先輩が優勝しており「優勝旗をもう一度持ち帰りたかった」。それでも最後は「自分の全てをぶつけることができ、今はすがすがしい。大学でまた一から稽古を積んでいきたい」と笑顔で語った。

 (渡辺雄紀)

 

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