トップ > 三重 > 7月31日の記事一覧 > 記事

ここから本文

三重

御在所ロープウエイで電柱破損 台風被害、31日に運転再開

台風で剥落したしっくい(左上部)=桑名市の六華苑で(市提供)

写真

 二十九日未明に県内に最接近した台風12号の強風などで、菰野町の御在所ロープウエイと桑名市桑名の六華苑にある県有形文化財「二番蔵」にも被害があったことが三十日、分かった。

 御在所ロープウエイは、通信ケーブルが設置された電柱一本が折れたため同日は運休し、職員九人が復旧作業にあたった。ロープウエイは台風の影響で二十九日も運休したが、三十一日に運転を再開する。

 電柱は高さ八メートル、直径六十センチで鋼鉄製。標高千メートルの谷あいにある。三十日午前八時半の試運転で、職員が目視で電柱が中から折れているのを確認した。通信ケーブルは御在所岳(一、二一二メートル)の麓と山上間で安全輸送に関わる信号を伝える。ケーブルの破損はなかった。

 一方、桑名市は二番蔵の壁の黒しっくいが剥落したと発表した。蔵の北側で、高さ四メートルの二階部分。縦七十センチ、横百五十センチにわたって剥がれた。二十九日朝、六華苑職員が見回り中に発見。前日の閉苑時には異常がなく、台風の風雨が原因とみている。六華苑は豪商諸戸清六が一九一三(大正二)年に整備。和館と洋館が国重要文化財(重文)、二番蔵など六棟が県の有形文化財に指定されている。

 台風の影響で二十九日未明、県内で最大九万六千八百戸が停電したが、徐々に復旧。県によると、三十日午前零時四十五分に最後の伊賀市の四百戸が復旧した。

 (遠藤康訓、高島碧)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索