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高校野球三重大会、シード校有利 三重テレビ解説・森本さんに聞く

展望を話す森本さん=伊勢市で

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 今年の第百回全国高校野球選手権記念三重大会は序盤から混戦が予想される。シード校が万全の試合運びを見せるのか、下克上を狙うダークホースが席巻するのか。皇学館大(伊勢市)硬式野球部の森本進監督(60)に大会の展望を聞いた。

 −トーナメント表をどう見るか

 各ゾーンに戦力が均等に分散したことで、シード校が有利になった。近年、球児の打撃力が向上しているため、一人の投手に頼る従来の戦い方から、Wエースや継投など、投手を中心とした守りの堅いチームが上位進出するのではないか。

 Aゾーンは春の東海大会で準優勝し、タイプの違う投手をそろえるいなべ総合が有力。甲子園出場経験のある伊勢工と松阪、同地区対決となる木本と紀南が一回戦で当たるなど、序盤から熱い戦いが期待できる。

 Bゾーンは春のセンバツ四強で投手力のある三重が頭一つ抜けているが、初戦で強打の松阪商と戦う。戦い方に注目したい。

 主力に昨年の甲子園出場選手が多く残る津田学園が入るCゾーンは強豪ぞろい。兄弟バッテリーを中心に投打に抜け目のない津商や、大会屈指の左腕がいる海星と接戦が予想される。

 ダークホースになりうるチームが多く集まるのがDゾーン。身体能力の高い選手がそろう白山、好投手を擁する桑名、鈴鹿。圧倒的な投手力で優勝候補の呼び声高い菰野との投げ合いが見られるかもしれない。

 −注目選手は

 投手では140キロ超えの速球が魅力の田中法彦君(菰野三年)、岡林勇希君(同二年)。重い球が武器の定本拓真君、制球と安定感の福田桃也君(いずれも三重三年)の実力はセンバツを見ての通り。大型右腕の前川怜君(鈴鹿三年)や変化球が光る大須賀健祐君(海星三年)もチームの鍵だ。

 打者では梶田蓮君(三重三年)が技術、スピードともにトップクラスで、投手ながら打率五割超えの奥村俊馬君(皇学館三年)も見逃せない存在。藤崎智也君(松阪商三年)の長打力は強力打線の要となる。

 −高校球児たちにメッセージを

 野球は一つの白球を追い全て人と人との連係で成り立つ素晴らしいスポーツ。夏の甲子園が百回目となる記念の年に、青春の全てをかけて甲子園を目指してほしい。応援しています。

 (聞き手・須江政仁)

 <もりもと・すすむ> 1958年、度会町生まれ。宇治山田商業高、駒沢大、現・JR東海で、主に内野手として活躍。2008年に皇学館大硬式野球部監督に就任。14年、春季三重学生野球リーグで、創部以来初の優勝に、翌年には全日本大学野球選手権大会への初出場に導いた。三重大会では「全チームの応援団長」をモットーに、三重テレビで解説を務める。

 

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