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石灯籠の撤去完了 伊勢市管理の全77基

重さ3・5トンの石灯籠をクレーンで持ち上げる作業員たち=伊勢市宇治浦田で

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 全国高校総体(インターハイ)の開幕を控え、伊勢神宮(伊勢市)の周辺で進められている石灯籠の撤去作業は十日、伊勢市の管理する全七十七基の撤去が完了した。県の管理分は既に抜き去る工事が終わっており、残りは内宮から宇治浦田町交差点までの国道23号沿いにある四十基ほどとなった。

 十日は、宇治浦田町交差点近くの歩道に立っていた高さ五メートル、重さ三・五トンの石灯籠二基が撤去された。市の管理する最後の灯籠で、建設会社の作業員たちは灯籠をクレーンでつり下げ、トラックに載せていった。市によると、抜き去った後に残った穴は当面、土で埋めておき、樹木を植えたり照明を設置したりするかを検討中という。

 四月に起きた死亡事故では、三重交通(津市)の路線バスが石灯籠に接触し、落下した灯籠の上部が当たった男性が死亡。事故後に国と県、市は全五百十四基の石灯籠の撤去を打ち出した。県外から多くの選手や関係者が集まるインターハイの前を期限とし、国の管理する三十七基を除き撤去される見通しだった。

 また、抜き去られた市管理分の石灯籠のほぼ全ては引き取り手がいない状態で、市内の保管場所に野ざらしとなっている。灯籠には献灯した際に刻まれた個人や企業の名前が記されているが、市が関係者に連絡を取ったところ、ほぼ全員が引き取らないと回答したという。

 灯籠の処分をどうするかも今後の検討課題となっている。

 (大島康介)

撤去された石灯籠が横倒しになって並ぶ保管場所=伊勢市内で

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