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外国人客増、7万6000人 伊勢志摩国立公園

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 二〇一七年度に伊勢志摩国立公園を訪れた外国人は七万六千人で、前年度から24・6%増えた。世界レベルの「ナショナルパーク」を目指すプロジェクトで二〇年度に十万人突破を目標としており、この二年間は順調に伸ばしている。

 五日、環境省や県などでつくる同国立公園の地域協議会が伊勢市であり、報告された。一七年度の国・地域別は、中国人の訪問が二万人強と最多で、台湾と香港も一万人超で続いた。アジアが全体の76%を占め、欧米豪が14%だった。

 外国人利用者百六人に実施したアンケート結果も紹介された。二十代以下の若い世代が過半数を占めており、目的地は伊勢神宮が多かった。初めて訪れた人の割合が高く、二回以上訪れたリピーターも二割いた。

 伊勢志摩国立公園は伊勢、鳥羽、志摩、南伊勢の三市一町が対象エリア。指定七十周年の一六年に、外国人の受け入れ態勢を整える全国八つの国立公園に選ばれ、エコツーリズムの推進などに関係者が取り組んでいる。

◆展望デッキや遊歩道 見どころ続々

 伊勢志摩国立公園は、二〇一八年度も展望台の整備などが進められている。リアス海岸の入り江の景色で知られる南伊勢町の鵜倉園地では、十一月ごろに展望デッキが完成するなど、見どころが増えそうだ。

 五日の地域協議会では、鳥羽市の答志島と菅島で再整備が行われている遊歩道が、来年三月ごろに完成すると報告された。同国立公園で屈指の人気スポットとなっている横山園地(志摩市)では、整備中の「天空カフェテラス」が八月にオープンする予定で、志摩地中海村(同)が運営を担うことが決まっている。

 国立公園内の民間業者が中心となって二月に設立したエコツーリズム推進協議会も、「人材育成」「マーケティング」などの四部会を立ち上げた。自然や文化を体験できるツアー商品の充実を目指している。

 (大島康介)

 

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